随分、昔。
ひいばあちゃんのお葬式の時に、ばあちゃんちの本棚に
「夢野久作全集」
が、あるのを見つけて驚いた。
一冊、二冊ならともかく、全集とは、ただ事じゃない。
夢野久作といえば、奇人、変人、というイメージで。
本も、「ドグラマグラ」とか「少女地獄」とかいう不気味な感じのものしか知らなかったし。
・・・ばあちゃんがこんなの読んでたなんて知らなかった・・・。衝撃・・・。
と、思ったのは甘くって。
私はその後、
実は、夢野久作は、親戚だった。
という、更なる衝撃事実を知ってしまうのでした。
で、昨夜の話。
夜中に、どうしても本が読みたかった私は、携帯で電子書籍のサイトへ行って何かないかなと物色していました。
(新しい本が読みたかったので。)
そして、たまたま開いたページに超衝撃。
夢野久作全集がここにも!!!
なんで!?
こういうのって、もっとベーシックなものが並んでるもんじゃないの?
とにかく、そのラインナップは凄まじく、お決まりの怪奇小説的なものから、エッセイにいたるまで。ずらずらずらっと夢野久作作品が並んでおるのであります。
誰かの個人的な趣味だとしか思えない・・・。
でもこれは・・・ダウンロードするしかあるまい。身内だし。
とにかく、深夜のベットの中で、私は思う存分、面白い本を、携帯画面で読む事ができたのです。
「ご先祖様、便利な時代になりましたよ。」
・・・夢野久作、面白い。
特にエッセイ。
頭がよくて、洒落がきいてて、独自の美学を持つ人だったんだな。
と、そのポップな文体から感じました。
これから、地道に全作品制覇を目指して読んでいきます。