嗚咽する子供に謝られた。
こんな、おもしろ困った状況は、数年ぶりって感じだった。
それは、昨日の小学校2年生対象の演劇WSでのこと。
全三回のうち、二回目のWS。
多目的ルームで待ってても、なかなか子供たちがやってこない。
どうやら、教室でこってり怒られているらしい。・・・待つしかないなー・・・と、ファシリテーターチームは待ちぼうけ。
朝の教室から、遠くに海なんかも見えて、なかなかのどか・・・。
・・・にしても、来ない。
90分のWSのはずが。30分以上たった頃に、怒られすぎて、顔面蒼白の子供たちが25人ほど、ぞろぞろと廊下を歩いてやってきましたよ。
そして、多目的ルームの入り口で、固まっている子供たち。。。先頭の子供が、一歩、中に入ろうとしたら、先生のするどい一言!!!
「誰が入って良いと言った!? ちゃんと自分の言葉で謝ってから、入っていいか、聞きなさい!」
おいおい。
えらいこっちゃ。
子供、すでにちょっと涙目。
そして、ついに口をひらき。
私達は、この30分程の空白の時間、教室で何が起こっていたのかを、知ることになる。
「今日は・・・ううっ・・・えんげきWSがあるので・・・・ぐええっ・・・興奮して・・・騒いでしまい・・・ひいっ・・・大事な時間を・・・〜中略〜もう・・・もう・・・これからは、さわぎません・・・・くうっ・・・・えんげきWSがしたいのでっしたいのでえええっ・・・・中に入っても・・・いいですか・・・・」
わーお。
どうやら、今日はえんげきの日だ〜〜〜〜!!!!と、テンションのあがった子供たちは、教室・廊下・階段と、いたるところでお祭り騒ぎ。
その結果、WSの時間を半分つぶされてまで先生に怒られ、楽しみにしていたはずの演劇WSは、
「教室の入り口で全員の目にさらされながら、今朝の自分を懺悔し、さらに中に入っても良いかと判決を受ける」
という、涙と恐怖の最悪のオープニングに・・・。。。
これね、全員だよ、全員。
25人くらい、みんなが、自分の言葉で、中には泣きながら、中には緊張のあまりに声を震わせ・・・尋常でないテンションで「えんげきがーーーうううっ、やりたいのでえええっ・・・教室にー・・・ぐええっ・・・入っていいですか〜っ・・・」と。
あまりの必死さに笑ってはいけないと思いつつも、頬がゆるむ・・・。
くくく・・・かわいい。
二年生が、一生懸命自分の言葉で話す姿。
チケット代払ってもいい、ってくらいすげえもん見た〜。衝撃的でした。
結局、半分の時間になっちゃったけど、無事みんなでえんげきWSが出来て、最後にはニコニコだったみんな。
WS後のアンケートにはこんな言葉も(笑)
「さいしょは、おこられて、つらい気分だったけど。みんなで歌ったら(最初に、歌あそびのゲームをやったので)、気分がなおりました。歌うと、辛いのがなおるということがわかりました。」
だってさ。
良かったね。
次のWSは・・・こんな小道具を持って行きます。

涙の誓いを果たして、是非、遅れず多目的ルームに来て欲しいものです(笑)
演劇WS、に関わってから。たくさんの「演劇」との出会いはもちろん、子供達の劇的な瞬間にいっぱい出くわします。
明日はまた、別の学校でWS。
若久4年生。おもしろい時間になりますように。
がんばろー!